比較優位の原理
国力に差のある2つの国間での自由貿易からでも、両国とも利益を享受できるという理論がD・リカードが提唱した比較優位の原理です。
通常、国力に差がある場合は、強い国に一方的に優位な状況になるのではと考えられがちですが、それぞれの国が相手の国よりも生産性のよい製品に特化して生産し、足らないものはお互いに貿易することで補うことにすれば、両国とも独自ですべての製品を生産していたことに比べて、双方の利益になるという考え方です。
具体的には、先進国A国、発展途上国B国のそれぞれの生産コストが
A国の生産コスト
自動車 10000ドル
バナナ 10ドル
B国の生産コスト
自動車 20000ドル
バナナ 1ドル
のような状況であれば、A国は自動車の生産に、B国はバナナの生産に特化し、A国はB国からバナナを輸入し、B国はA国から自動車を輸入することにより、お互いの利益をそれぞれ伸ばすことができます。
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